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Author:オリウス
ドラゴンをこよなく愛する管理人のブログです!いつか現実世界で飼いたいのですが、今は仮想世界で我慢中。不定期更新。

コメント、ゲーム内での絡み等お待ちしております(*´ー`)
雑談、カオス、面白いこと、イベント好き。

主に『DragonsProphet(ドラプロ)』の日記でしたが2015年10月30日のサーバークローズに伴い、ドラプロの日記は10月30日の記事で最後となります。

また面白いドラゴン関係のゲームがあったら紹介していく予定。

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頑張れレーヴェ君!第十話【最終回】

2015.03.30 23:53|腹いせシリーズ
こんばんは、オリウスです(*´ー`)

腹いせ企画第10弾!なんとなくのノリで始まった「頑張れレーヴェ君」がいつの間にか10話目になりました!今回ようやくの完結となります!まだこのシリーズを読んだことがない方は下記リンクより読んでいくとさらに楽しめるかもしれません(*´ー`)

頑張れレーヴェ君!第一話
頑張れレーヴェ君!第二話
頑張れレーヴェ君!第三話
頑張れレーヴェ君!第四話
頑張れレーヴェ君!第五話
頑張れレーヴェ君!第六話
頑張れレーヴェ君!第七話
頑張れレーヴェ君!第八話
頑張れレーヴェ君!第九話

オリウスの元へ帰る途中、伝説級の怪物に遭遇したレーヴェとグレン。
怪物の目の前にいた人間の少女を助けるため、無謀にも怪物の懐に飛び込んだレーヴェを救ったのは、一度レーヴェを制止したグレンだった。代わりに怪物に跳ね飛ばされるグレン。怪物を前に絶体絶命かと思いきや・・・怪物はただの造りものだったのであった・・・―――――


ではどうぞ・・・!
――――――――――――――――――――――――

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

鈍い音を立てながら伝説の怪物を模した木製の巨大な像は夜道を進む。
辺りでは重厚感のある巨大な像に似つかわしくない軽快な音楽が流れ続け、夜道に潜む危険な野生生物たちを追い払っていた。

「いや~突然正面に飛び出してくるから危険なドラゴンかと身構えちまったよ」
像のてっぺんに立ち、像を特殊な装置で動かしてると思われる男性がガハハと笑いながら言う。

「い・・・いやぁ・・・本当に危険なドラゴンじゃなくてよかった・・・です。・・・この像が。」
レーヴェもひきつった笑いを浮かべると、先ほどから一言も発しないグレンに目をやった。
たいそう不機嫌そうだ。操縦してる男性を見る目には殺気さえも帯びている。

身体を張ってレーヴェと子供を助けたと思ったら、それが無駄骨だったのだから無理もない。
幸い大きな怪我は無かったものの、造りものごときに派手に撥ね飛ばされたのが屈辱でたまらないらしい。

微妙な雰囲気が漂う巨大な像の上にレーヴェとグレンは今、乗っていた。

10話その1

レーヴェ達が遭遇したこの奇妙な像は、明日の大きなお祭りで使われる神輿のひとつとのこと。
製造地から開催地のアーティシアまでそれなりの距離があるため、祭り前日の夜から一晩かけて移動させておくらしい。
像の下にいた少女は前方に危険なものがないか先導しながら確認していただけのようだ。

自分たちもアーティシア付近が目的地だと伝えると、ぶつけたことのお詫びだと言って半強制的に神輿の上に乗せられたのであった。足で走った方が早い・・・などとは言えず、しぶしぶゆっくりと進む神輿の上でじっと着くまで我慢することにする。


川を越え、山を越え、谷を越え・・・気付けば日が昇り、ラーダスの見覚えのある風景が辺りに広がっていた。


やがて目的地であるアーティシアへ着くと、裏門前で降ろしてもらい軽く挨拶を済ます。
神輿一行は祭りの準備があるからと慌ただしく去っていった。

10話その2


今度こそ、オリウスに会ってもう一回話すんだ――――

そんな思いを胸にレーヴェは街を行きかうオーセラ人とその横に付き従うドラゴン達を眺めていた。


オラディア屈指の大都市と呼ばれるアーティシア。大都市と呼ばれるだけあって様々な施設が完備され、多くの人間やドラゴンがここを訪れる。祭りが開催される日ということもあって、いつもよりもアーティシアは活気付いていた。

2人の本来の目的地である居住区・スカイコロニーに行くためにもこの街を経由する必要があるため、祭り前の慌ただしくも
賑やかな雰囲気を感じながらレーヴェとグレンはアーティシアを探索する。


街の中心街に差し掛かった時だった―――――


「よろしくお願いします!」
人ごみの喧騒の中に紛れた女性の声がレーヴェ達の元へ届いた。

「なあグレン、聞こえたか?」
「ああ、間違いないな」

2人は顔を見合わせ頷く。
間違えるはずがない、あの声は・・・!

10話その3−2

人の波をかき分けたどり着いた先で見たのは・・・

10話その4−2

必死で何かの紙を配る主人の姿だった。
よく見るとあたりの壁にもたくさんの同じ紙が貼ってある。おそらくはオリウスが貼ったのだろう。

話しかけたい気持ちを抑え、配っている紙を通行人に混じって受け取り覗き込む。

10話その5

それは一枚一枚手書きで書いたであろう少々雑な「グレン」の情報を求めるビラだった。
受け取った後も近くでオリウスが配る姿を観察していたが、顔色はいつもより悪く、声が嗄れてもなお大きな声で呼びかけ続けている。

・・・ズキン

レーヴェは何とも言えない心苦しさを感じた。

グレンを連れ出し、変身までさせてしまったのは自分。そのうえ危険な目にまで合わせた。
オリウスはあんなに必死でグレンを探している・・・でも自分のことは探してくれていない。
右腕と呼ばれるほどのドラゴンと新入りの自分を比べるのはおかしいかもしれないが、それでもやっぱり寂しいし悔しい。

俯いたレーヴェの心を察したかのように、グレンが一言呟く。

「お前がいなくなった時も配ってたぞ」

その言葉にばっと顔をあげてグレンのほうを向くと、隣にいたはずのグレンがすでにいない。
いつのまにかオリウスの声も聞こえなくなり、あたりを見回すと、一休みするために人の少ないところに移動したオリウスに話しかけているところだった。

先を越された・・・!
グレンだけずるいぞ!とレーヴェは間に入っていこうとしたが真剣な雰囲気を感じその足を止める。
・・・なんとなく踏み込んではいけない感じ。経験が浅いレーヴェにもなんとなくその空気は感じ取れた。

オレンジの瞳でまっすぐ自分より小さな人間の眼を見て、グレンは静かな口調でオリウスに問いかけた。

10話その6

しばしの沈黙・・・―――――


「グレンは・・・私です」


――――― その表情に曇りは無かった。

時に鈍足のデバフがかかってしまったかのように周りのざわめきが急に遠くなったように感じた。
視界は行き交うものを捉えずただ小さな口の動きだけを追い、耳は口から出る音だけに意識を集中させる。

「グレンは、私がこの世界で生きていく希望を与えてくれた初めてのドラゴンです。彼がいなかったら私はもうこの世界にはいなかったでしょう。出会ってからどのくらい経つでしょうか・・・数えられないほどの思い出を共有し、共に強さを磨いてきました。」

グレンとの思い出を懐かしむかのように、オリウスはゆったりと言葉を紡ぐ。  

「グレンは私の手であり足であり翼であり武器でありそして頭でもある。家族や相棒や親友なんて枠では括れない・・・もう一人の私のような存在です。時には私の影のように、そして時には私がグレンの影のように寄り添いながら生きてきました・・・昨日までは。」

オリウスは自分の言葉でハッと現実に戻ったかのように見えた。彼女の目から一筋の涙が落ちる。

「なぜ・・・何故グレンが私の前から姿を消したのか私には分かりません。昨日も特にいつもと変わらない様子でした。
グレンの心が分からない私自身の心が分からなくなってしまいました・・・。ふふ、私がグレンだったらあなたと同じ質問をしたでしょうね。」

フウ、と一息つき無理に笑みをつくると「ああ、ごめんなさい。つい語ってしまいました。」と自嘲気味にぼやいた。

――――― 初めて聞いた。でも聞かなきゃよかった。
グレンが長年のバディドラゴンでありオリウスの右手だということはレーヴェも知っていたが、オリウスの中でここまで大きい存在だとは知らなかった。グレンとの間にある越えられない見えない壁を見せつけられたような気分だ。
でも・・・仲間になった以上、自分もオリウスの傍に行きたい。今は並べなくても頑張ればいずれ・・・願わくばグレンより――――・・・

「私は、あなただ。」そんなグレンの小さな呟きをかき消すかのように、レーヴェはオリウスの前へ行きわざとらしく大きな声で話しかけた。

10話その7

意外な質問に目を丸くするオリウスだったが、先ほどとは別人のように明るく笑って答えた。だがどこかいつもと違う。
「ええ、アースドラゴンは好きですよ。頭の角から尾までの流れが美しくて、翼を広げた姿もカッコいいと思います!」

容姿がオリウス好みということで内心ガッツポーズをするレーヴェだったが、その高揚感は次の一言で打ち砕かれる。

「実は最近入ってきた白いアースドラゴンをバディの1匹に入れていますよ。ステータスは野良の最高値。足が速くて賢くて美しい・・・やっぱりアースドラゴンは1匹バディに欲しいですね。」

白い・・・アースドラゴン?

そういえば牢屋に閉じ込められていたときオリウスが白いドラゴンを新しく仲間に入れたという話を耳にした。それで、いてもたってもいられなくなって牢屋から逃げ出してきたのだ。まさかそれが同種のアースドラゴンだとは思っても見なかった。

レーヴェは言葉に詰まってしまった。
オリウスにはグレンもいる上に、自分よりも能力の高いアースドラゴンまで現れた今、自分の価値はどこにあるのだろうか。前はアースドラゴンが自分だけだったから、物珍しさで可愛がってもらえた・・・でも・・・頑張ったとしてももしかしたらこのまま一生オアシスで・・・?

小刻みに震えるレーヴェを見て、今まで黙っていたグレンが口を開く。
「グレン以外のドラゴンであなたの元から知らない間に姿を消したドラゴンはいないのか?もしいたとしたら何かの手掛かりになるかもしれんぞ。」

その言葉を聞いて、オリウスはポツリと一つの名を口にした。

「・・・レーヴェ」

何かを思い出したかのように、興奮気味にぐるぐるとその場を周る。

「そうです、前にも一度忽然と姿を消してしまったドラゴンがいましたよ。彼もまた私のバディドラゴンの1匹でした。他のどのドラゴンよりも人懐っこくてかわいい子。一度戻ってきてまたいつの間にかいなくなってしまいましたが・・・確か不思議な夢を見た後に戻ってきてくれたような・・・」

オリウスはふと急に暗くなってしまった目の前の青年に目をやった。
この人・・・一度会ったことがある気がする。前の夢に出てきた人と・・・似てる?いやもう少し幼かったような・・・

真剣に考え込むオリウス。
「そのレーヴェというドラゴンは、もう探していないのか?」
そんなグレンの問いかけにレーヴェが顔をあげるよりも早くオリウスが反応した。

「探してないわけないでしょう!レーヴェもまた大事な私のドラゴンの1匹です!何度・・・レーヴェが行きそうな場所をくまなくグレンと一緒に探し回ったことか・・・でも結局今も見つかっていません。」

分かってたんだな・・・――― レーヴェはちらりとグレンの方を見るが彼は何も言わなかった。

「もしかしたら上手く構ってあげられない私よりもっと可愛がってくれる方を彼自身が見つけたのかもしれません。レーヴェがそのほうが幸せなら私は・・・」

10話その8

目の前にいる青年が突然口にした言葉に、一時驚いたように動きを止めるオリウスだったが、
「そうですね」と表情をほころばせた。

いつものオリウスが見れたことにレーヴェとグレンもまた安堵の表情を浮かべた。


その時突然、地面が揺れた。

10話その9

3人で話しているうちに、いつの間にか周りから人がいなくなっていたようだ。
この地震のような衝撃に鈍い音・・・また自分たちが乗ってきたソウルイーター像がやってきたのかと音のする方へ顔を向けると・・・


ドラゴンだった。


10話その10

腹に大量の脂肪を蓄えたソレは普通のドラゴンとは比べ物にならないほど大きく、全く見たことのないような形状をしている。
そこまで移動速度は早くないものの、ドラゴンはまっすぐに3人の元へ向かってくる。このままここにいればあの巨体に押しつぶされてしまうだろう。


危険を察知し、グレンが叫んだ。

10話その11

いつもは伝わらない言葉では伝わったが、いつもは行える行動が伴わなかった。
そんなもどかしさを感じている暇は無い。グレンは小さく舌打ちするとオリウスを背追う。

「レーヴェ!お前は自分で避けろ!」

珍しいドラゴンを間近でまじまじと観察していたレーヴェに向かって一喝する。

10話その12

オリウスがしっかり肩につかまったことを確認すると、グレンは人間とは思えない跳躍力で建物より高く飛び上がった。
そのまま建物に着地し、安全な場所へオリウスを避難させる・・・そんないつも通りの流れ。

・・・が出来なかった。

オリウスを背負い、空中に飛び上がったまでは良かった。着地体制に入ろうと地面を見たとき身体の異変に気付く。
身体全体が焼け付くように熱い。このまま燃え上がってしまいそうだ。

苦しそうな男性の叫びは咆哮に変わり、着地する間もなく瞬く間に大きな翼をもつ黒いドラゴンへと姿を変えた。

ほんの、一瞬の出来事だった――――――

バディドラゴンとして、背から主人を振り落とすなどあってはならないし、ありえないことだ。
だがグレンが人間からドラゴンに戻った瞬間、その1秒にも満たない隙に、オリウスが手を滑らせグレンの背から滑り落ちた。

10話その13−2

体勢が悪い。この高さから落ちたらいくら強靭なオーセラ人といえどもただでは済まないだろう。
頭で考えるよりも先に、レーヴェは動いた。

10話その14−2

手で受け止めるのにはもう時間がない。なら自分がクッション代わりになれば・・・

レーヴェはオリウスが地面に叩きつけられる瞬間、間一髪でオリウスの下に滑り込んだ。
背骨が悲鳴を上げると同時に、背中から焼け付くような痛みを感じる。人間の体重を受け止めた衝撃からくる痛みとは違うようだ・・・だが今はそんなことを気にしてる場合じゃない。

オリウス・・・オリウスは無事なのか・・・

レーヴェは背に落ちてきたオリウスを地面に寝かせた。

10話その15

どうやら気を失っているだけのようだ。外傷も見当たらない。
ここでようやく自分がドラゴンの姿に戻っていることに気付いた。
受け止めたときの焼け付くような痛みはどうやらドラゴンに戻った時感じたもののようだ。

グレンが大慌てで降りてきたが、オリウスが無事なのを確認すると安堵する。

「・・・レーヴェ。今回の件、礼を言うぞ。ありがとう」
まっすぐとレーヴェの目を見てグレンは少々控えめな口調でそう言った。
レーヴェは力強くうなづく。

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

先ほど避けたドラゴンがすぐそこまで迫ってきていた。
レーヴェとグレンはただ目の前の標的だけに狙いを定め――――

10話その16


自らの危険を顧みず正面から攻撃をしかけていった。


ド―――――――――――ンッ


ガシャンガラガラガラゴトン!
何かが壊れるような激しい破壊音がアーティシア中に響き渡った。


アーティシアの広場は一時騒然となる。


ゆったりと白い煙が空に消えていく。
グレンとレーヴェはそんな広場の真ん中、ただ標的・・・だったドラゴンを眺めていた。

10話その17

ドラゴンは大破し、あたりには木片が散乱している。どうやら本物のドラゴンではなかったようだ。
かなりリアルに出来ていたが、さきほど乗ってきた木製のソウルイーター型の像と同じ素材のように見える。

以外にもあっさり倒せた標的にレーヴェとグレンは呆気にとられた。

「グレン!?・・・それにレーヴェ!?」

聞きなれた声に反応し、2匹が顔を向けるとオリウスが駆け寄ってきた。
どうやら意識が戻ったようだ。

10話その18

「よかった・・・本当によかった・・・」
オリウスはレーヴェとグレンを交互に強く抱きしめると、夢ではないことを確かめた。

「また私は・・・悪い夢を見ていたようです。あなたたちがいなくなるなんて考えられません・・・」
大粒の涙を流しながらしばらくレーヴェとグレンを優しく撫でた。
2匹は頭をすり寄せる。言葉ではもう伝えられないから。

「さて、家に帰って少し休憩しましょう・・・」と言いかけた時だった。


「お―――――い!!!そこのオーセラ人さん!黒と茶色のドラゴンはあんたの連れかい!?」
大慌ての男性が駆け寄ってきて、大破した神輿を指さして言う。

「お宅のドラゴンがこれからお祭りのメインイベントで使う神輿を壊しちまったんだよ!今年は珍しいアースドラゴンの神輿を作ったのに・・・これじゃソウルイーター神輿を誰が倒すんだね!?昨日の夜といい・・・神輿と本物を間違えるかね普通・・・」

どうやらこれも祭りで使う神輿の一つだったようだ。
しかも、さっき乗ってきたソウルイーター神輿を倒す重要な役目を担っていたらしい。

どう見ても悪いドラゴンにしか見えないのだが。

「仕方ない・・・、そこにいる茶色のドラゴン、こいつもアースドラゴンだろ?こいつに乗って神輿の代わりにイベントに出てくれ。本物のドラゴンを使うのは前代未聞だが、主人がいれば大丈夫だろ。イベントを中止するわけには行かないからな。」

そういって男性は慌ただしく走って行ってしまった。

「仕方ありませんね・・・レーヴェ、一緒にイベントに参加しましょうか」
突然の出来事にレーヴェは事態が読み込めずにいたが、グレンに「いってこい」と言われオリウスを背に乗せた。



***


軽快な音楽がアーティシアの広場に響き渡る。
広場には数えきれないほどの見物人が集まっており、本日のメインイベントを今か今かと待っていた。

アーティシアの祭り名物、伝説の怪物と正義のドラゴンによる激戦だ。
神輿と神輿をぶつけ合い、先に壊れたほうが負けとなる。

「いいですかレーヴェ。言われたとおりにするんですよ」オリウスがレーヴェに小声で囁く。
レーヴェは短く一声鳴いた。


やがて音楽は激しい戦闘の音楽に変わり、ソウルイーターの神輿が門から姿を現した。
昨日見たときも思ったがやはり大きい。

レーヴェはオリウスを背中に乗せて、意気揚々と反対側の門から踊りでる。
あまりにも小さな対戦相手に、観客からは驚きの声とブーイングが飛んできた。

そんな喧騒も気に留めず、レーヴェは目の前の敵だけじっと見る。
アナウンスが終わり、広場は一瞬の静寂に包まれた。

場内に響く戦闘開始のコールとともにレーヴェは天高く飛び上がる。

そして―――――

10話その19


自らの出せる最大の速さで観客の頭上ギリギリを一瞬のうちに駆け抜け、神輿の下へもぐりこむとそのまま急上昇する。

一瞬の闇を抜け、夕焼けに染まる空が見える。
空には七色に輝く花火が無数に打ちあがっていた。

こうして、またオリウスに乗ってもらうことが出来た。
それだけでレーヴェは幸せだった。オアシス暮らしも悪くない・・・たまに遊びに来てくれるのなら。

「レーヴェ!ほらみてください!」

オリウスの声でふと我に返り、下を見渡す。
観客達が自分に向けて大きな大きな拍手をしているではないか。

ソウルイーターの神輿を見てみると綺麗に真っ二つに割れていた。
どうやら自分たちが勝ったようだ。

拍手はしばらく鳴りやむことはなく、アーティシアの広場は歓声に包まれていたのであった――――


***

祭りが終わり、人々が帰宅の途について急に静けさを取り戻した広場。
レーヴェはオリウスと共に人々が遠くで片付けに勤しむのを見ていた。

「レーヴェ、あなたに言っておかなければならないことがあります」

ついにきたか、とレーヴェは覚悟した。

10話その20

それは予想通りの言葉だった。

「レーヴェはまだ戦闘経験が圧倒的に足りない。これからもっともっと強い敵に挑まなければいけなくなったとき、私はあなたのことを守ることは出来ません。」

それはそうだ。
表面だけ気に入られようとしても、戦闘において役に立たなければバディドラゴンである意味がない。

これからまたオアシス暮らし・・・時間はたっぷりあるし何をしようか・・・
そんなことを考えていると、オリウスがまた口を開く。

「でも、これからもっとレーヴェが鍛えて強くなればいずれ一緒に走ることが出来るかもしれません。アースドラゴンは、私のお気に入りですからね!」

オリウスはにっこりと笑いかけた。

頑張って、強くなろう。レーヴェはそう心に誓った。
オアシスでも体を鍛えるために走り回ってやるぞ!



「・・・ということで」


10話その21


「今日からあなたにはグレンのパートナーになってもらいますよ!ビシビシ鍛えてもらいましょうね!」


これはオアシスで休んでるヒマなど当分なさそうだ。
頑張れ!レーヴェ君!(終)

――――――――――――――――――――――――

はいwこれにてレーヴェ君ようやく完結となります!

3話で完結したはずなのに、また腹いせのノリで始めたらここまで長くなってしまいました(
最終話はもっと短くする予定だったのですが、昨日深夜のテンションで文を書き始めたらとまらなくなってしまうという(

ちょいちょいネタっぽいSSを仕込んでみました( ・∀・)オールギャクでもいいかなと思ったのですがやっぱり真面目に書きたい部分もあるのですwちなみにグレンさんのビラの絵は目をつぶって描きましたwそういう遊びが前流行っていたので!

このレーヴェ君シリーズを通して楽しんでいただければ幸いです(*´ー`)
ドラプロやったことないけど興味沸いたって方がいらっしゃったらさらに嬉しいですね!
ではでは最後までお付き合いいただきありがとうございました!

レーヴェ&グレンイラスト!

ドラプロフレのロイットさんにシリーズ完結を祝してレーヴェ君とグレンさんのイラストを描いていただきましたよ!
2人ともイラストにすると超イケメンですね!レーヴェ君は可愛いですしwイラストありがとうございました!

<おまけ>

――――その後。

おまけその2

ドラゴンの過失は主人の過失。
なんとかお隣さんには納得してもらえたようです(*´ー`)

おまけその1

作中の会話に出てきたレーヴェ君を探していたときのビラ。

テーマ:ドラゴンズプロフェット
ジャンル:ゲーム

頑張れレーヴェ君!第九話

2015.03.04 23:12|腹いせシリーズ
こんばんは、オリウスです(*´ー`)

腹いせ企画第九弾!前回1本にまとめようと思ったところの後半です!なのであまり進まないかんじで・・・
ちなみにまだ完結ではありません!(早く完結させたい←

人間に変身してしまったグレンとともに、元来た道を戻ることにしたレーヴェ。
しかしゴブリンの集団に囲まれ思うように進むことが出来ない。そんなとき2人の前に現れたのは、あの怪物だった・・・―――

ではどうぞ・・・!

――――――――――――――――――――――――

2人の前に突如現れた巨大な黒い影。
それはドラゴンを率いるオーセラ人ですら数十人単位でしか倒すことのできない、伝説の怪物の姿だった。

何故こんな怪物が突如現れたのかと疑問に思っている間もなく、グレンは怪物の下にいるものに気付く。

9話その1

人間の子供だ。

後ろの怪物に気付いていないのか、はたまた恐怖のせいで狂ってしまったのか、楽しそうに歌を歌い踊っている。
このままではすぐに踏みつぶされてしまうだろう。

9話その2

レーヴェも子供に気付きとっさに駆け出そうとするが・・・それをグレンが止めた。


長年の戦闘経験から相手との実力差は戦わずとも十分わかっている。
ここで真正面に飛び込んで行ったら子供もろとも踏みつぶされるかもしれない。

ましてや今は人間の姿。一撃でも攻撃をくらったらただでは済まないだろう。
子供を見捨てて全速力で逃げれば、自分たちの足ならばまだ逃げ切れるかもしれない。

グレンの言いたいことはレーヴェもよく分かっていた。

だが・・・

9話その3

誇り高きドラゴンの雄たるもの、危険が迫っている人間を目の前にして見殺しにすることなどできなかった。

理性より先に身体が動く。そして一瞬で少女の横へ周りこんだ。

9話その4

優しく声をかけると、少女は突然現れた謎の男性を不思議そうに見つめ返した。
まるで危険な状況だと分かっていないかのように・・・

怪物の足が二人にゆっくり近づいていく。



そして―――――


9話その5

一瞬の出来事だった。

・・・何と言われたかは聞き取れなかった。

レーヴェは誰かに思い切り後ろから背中を押され、少女を抱え込む形で脇道に投げ出された。
少女は困惑しているようだが怪我はないようだ。



同時に聞こえたドンっという鈍い音。あれはいったい―――――



9話その6

グレンが地面に叩きつけられる瞬間を見た。

レーヴェは一瞬何が起こったか分からず、ただただその様子をみていた。
先ほど自分を止めたはずのグレンが何故あそこに倒れている・・・?
そして・・・自分は何故少女を抱え安全な道にいる・・・?




ようやく思考が追いつき、そして叫んだ。




少女に木の陰から出てこないように言い、今まで出したこともないようなスピードでグレンの元へ走る。
倒れているグレンのそばによると、その顔からは血の気が引いていた。

9話その7


・・・全部、自分のせいだ。


レーヴェは自分を責めた。


自分が正しかったことを証明したいがためにグレンをここに連れてきたのは自分。
そのせいでグレンまで人間に変身してしまった。

少女を助けようと無謀にも飛び込んだのも自分。
グレンはあのとき一度止めてくれた。その制止を振り切ってまで少女を助けようとしたから、今グレンはここに倒れている。

ここでグレンが死んだらオリウスに合わせる顔などない。
自分の身勝手で一番大切な人間まで傷つけてしまうかもしれない・・・そんな恐怖からレーヴェは脱力し、その場から動けなくなった。


周りの音などもう聞こえない。




聞こえるのはただ――――――



自分たちへ呼びかける声?





それは上の方から聞こえてきた。
人間の言葉で必死に何か叫んでいる。


しかも一人ではない。周囲をたくさんの人間が囲んでいる。
よくよく見てみると―――――

9話その8

それは伝説の化け物ではなく、それを模して造られた大きな大きな木製の像だった。

2人はその光景をただ、呆然と見上げることしかできなかった。

――――――――――――――――――――――――

はいwドラプロのモーションって優秀!って感じた今回でした( ・∀・)
モーションの組み合わせで色々なシチュエーション再現できるんですよねw面白いです!加工品の解像度が良くないのがちょっと残念ですが・・・(キャラクターのSSを撮るときは大きめに撮るのがいいですね)

次回でラストに持っていきたい!・・・と思っていますがどうなるのやらw
続きにご期待ください!

<おまけ>

何かがおかしいSS。

何かがおかしいSS

サンタ服が男性のもスカートっぽい → ごっつい脚はちょっと・・・ → 美脚だったら?

っていう悪ノリでこうなりました・・・

テーマ:ドラゴンズプロフェット
ジャンル:ゲーム

頑張れレーヴェ君!第八話

2015.03.02 21:51|腹いせシリーズ
こんばんは、オリウスです(*´ー`)

腹いせ企画第八弾!腹いせすることがないのですが(笑)、完結まで持っていきたいので書きます( ・∀・)今回予想以上にSSの数が多くなってしまったので、1話でまとめようと思っていたところを2話に分けたいと思います!

オリウスのバディドラゴン・グレンを信用させるために水晶の元へ連れてきたレーヴェ。しかしレーヴェはドラゴンの姿に戻ることは出来なかった。そして光に包まれたグレンはどうなってしまったのか!?

ではどうぞ・・・!

――――――――――――――――――――――――

怪しい輝きを放ち続ける水晶。
一瞬だけ目の開けていられないような光に包まれたのち、辺りはまた先ほどと変わらない景色を取り戻した。


水晶に一番近づいた、黒いドラゴン・グレンを除いて。


水晶の付近にドラゴンの姿はない。
そのかわり先ほどまではいなかった人間の男性が一人そこに立っていた。

水晶に映る自分の姿を眺め、しばらく黙って観察していた。

8話その1

その姿を見て、自分が初めて人間に変身してしまった時のことをレーヴェは思い出す。

「なあ、君・・・グレンなんだろ・・・?」

男性からの返事は無かった。
しばらくの沈黙の後、ようやく口を開く。

「グレンか・・・。そうかもしれないし、今はそうではないかもしれないな。」

自嘲気味に低く笑うと、桟橋に置いてあるバスケットの元まで歩いて行った。

8話その2

バスケットの中にある洗濯物をおもむろに取り出すと、試行錯誤しながら服を着ていった。

レーヴェはその行動に驚く。
自分が初めて変身した時には服というものを知らず、それが原因で人間に捕まることになったからだ。

ドラゴンは知るはずもない事だと思っていただけにレーヴェの衝撃は大きい。

8話その3

「人間が服を着るところ、いつも見ているからな。我々のように鱗や毛や羽で全身が覆われていないなど、なんて無防備なんだと思っていたが、この服とやらもそれなりの防御効果がありそうだ。」

グレンは初めて着る服をじっくり観察していたが、レーヴェはその姿を唖然と見ていることしかできなかった。

・・・やはり経験が違う。

自分はまだオリウスの仲間になってから日が浅いが、グレンはかなりの古株だと風のうわさで聞いたことがある。
人間とドラゴン。違う種族と長い時間行動を共にすることでお互いの習性が自然と見えてくるのかもしれない。

8話その4

レーヴェは少し悔しさを感じつつ、今はまたオリウスの家に戻ることに意識を集中させた。

***

行きがすんなり来れたなら、帰りもすんなり帰れる・・・とは限らない。

もと来た道を駆けるレーヴェとグレンだったが、ゴブリンの集落に差し掛かった途端、ゴブリン達に囲まれてしまった。
ゴブリン達は武器を構え、今にも飛びかからんとする勢いで距離をつめてくる。

8話その5

「こいつら・・・ドラゴンには従順なくせに人間は襲うのか・・・!」

グレンは舌打ちすると、飛びかかってきた1匹を殴り飛ばし、数匹まとめて気絶させた。
レーヴェもそれに習って近づいてきたゴブリンを倒していく。

行きはグレンが低空飛行でレーヴェの横を飛んでいたから、ゴブリン達は怖くて近寄ることが出来なかったのだろう。
だが今はドラゴンなどいない。火も吐けず、鋭い爪や牙もなく、武器も持たない非力な人間など恰好の獲物である。

8話その7

やがて騒ぎを聞きつけたゴブリン達が集まってきて、周りを全てかこまれてしまった。
この姿では空に逃げることもできない。

どこか一点に突破口を集中し、駆け抜けようとしたその時だった―――――――

8話その8

地面が唸り声をあげた。
大きく縦に揺れる状態がしばらく続き、ゴブリン達は一目散に逃げ出していく。

状況が読めず辺りを見回すと・・・

「ソレ」はすぐ近くにいた。

それを間近でみた2人は言葉を失った。

こんなところにいるはずがない・・・でもこの姿は間違いない・・・

8話その9


それは、オーセラ人とドラゴンが数十人掛かりでようやく倒せるような、伝説級の怪物だった。

――――――――――――――――――――――――

はいwSSの合成量がどんどん増えてきて最終話が怖いオリウスさんです(; ・∀・)
最後のソウルイーターのSS、何枚合成されているか分かりますか?答えはオリウスにwisで聞いてみてくださいw

グレンさんの着てる服から、洗濯物を飛ばしてしまった隣人はこの人(10月19日の記事参照)でしたー!
確かにこれはキツそうです。

<おまけの壁ドン>

壁ドン:miwakoさんとセルヴァさんの場合

(領地戦の)敵同士が街中で出会うと・・・

壁ドンその2

こうなって、

壁ドンその3

こうなる。

今回ようやくドンした側がイタイ目みない、ハッピーエンド(??)回になりましたよー!
ほんわか系(?)を目指した結果こうなりました( ・∀・)

最初の出だしが敵同士ってとこから平和に持っていくのは難しそうでしたが・・・なんとか平和的に・・・!
この続きは領地戦でリアルタイムにお楽しみください!(発生するかは謎です←

撮影のご協力ありがとうございました(*´ー`)

テーマ:ドラゴンズプロフェット
ジャンル:ゲーム

頑張れレーヴェ君!第七話

2015.02.27 00:26|腹いせシリーズ
こんばんは、オリウスです(*´ー`)

腹いせ企画第七弾!更新する余裕が無くなる前にこのシリーズを完結させてしまいたい今日この頃!
とは言いましてもまだこの回では終わらないのですが(

まだこのシリーズを読んだことがない方は下記リンクからどうぞ!

頑張れレーヴェ君!第一話
頑張れレーヴェ君!第二話
頑張れレーヴェ君!第三話
頑張れレーヴェ君!第四話
頑張れレーヴェ君!第五話
頑張れレーヴェ君!第六話

怪しい占い師に導かれオリウスの家までたどり着いたレーヴェ。しかし再開早々追い出されてしまった!
レーヴェは無事オリウスに自分のことを伝えることができるのか!?

ではどうぞ・・・!

――――――――――――――――――――――――

スカイコロニー・ベルトンドマイランアパート前。
島の一番端に位置するこのアパートの一室から白い煙がわずかに上がっていた。

7話その1

そこは、レーヴェの探していた人の住む場所だった。
しかし今さっきその場所から追い出されてしまったのだ。

探していたオリウス本人によって。

7話その2

家主が不在の時に家の中で待っているのは失敗だったかとレーヴェは反省する。

占い師は外に投げ出された瞬間どこかに消えてしまったし、このまま行ってもまた追い返されそうなので、アパート前でオリウスが出てくるのを待つことにした。

7話その3

しばらく待っていると、アパートの入り口から1匹のドラゴンが出てきた。
口にバスケットを咥えて出てきたそのドラゴンは、外に飛ばされた洗濯物を一つずつ器用に拾ってバスケットに入れていく。

真っ黒な身体にほのかに光る鮮やかなオレンジの腹。
そして黒に映える金色のアーマーとバングル。

間違いない、あれは自分と同じ―――――――――

7話その4


オリウスの右手、バディドラゴンのグレンだ。
バディドラゴンとして戦闘に連れて行ってもらった際、いつもグレンが最前線で戦っていたのをみていた。

その実力は他のバディドラゴン達ですら恐れるほど。
どことなく冷たく怖い印象があり、ドラゴンポストでトレーニングを共にしていても関わり合うことはほとんどなかった。


7話その5


ドラゴン相手なら人間の姿でも分かってもらえるかと淡い期待を抱いたレーヴェだったが・・・・甘かった。
すんなりと話を受け止めてくれる相手ではないようだ。


7話その6

グレンに突き返され、押し黙るレーヴェ。
下手なことを言うと、今にも攻撃を仕掛けてきそうな緊迫した空気にレーヴェは身震いした。

ドラゴンに戻る方法なんて・・・知らない。
だけどそれでは自分がレーヴェだと認めさせることは出来ない。
そもそもなんで自分は・・・

あ――――

レーヴェは、グレンのオレンジ色の瞳をまっすぐに見て言った。

「・・・オリウスと、話がしたくないか?」と。


* * *

一面白に覆われた雪原を走る、1人の人間と人間を挑発するかのように低空飛行で後を追うドラゴン。
その速さは白に跡を残すことなく、静寂に一瞬の振動をもたらして消えて行った・・・―――――

7話その7

怪しい輝きを放つマゼンタの水晶。その輝きは初めて見たときと変わらない。
ゴール目前まで行ったのに、またここに戻ってきてしまった。今度はグレンを連れて。

ここに来る途中、今までに至る経緯を全て話した。
特に反応はなかったが、人間と実際に「言葉」で話すことができたことには興味を示したようだ。

意外とあっさりついてきたグレンに驚きながらも、レーヴェは自分の言葉を信じてくれたグレンに感謝した。
そんなレーヴェの心を見透かしたように、グレンは口を開く。

7話その8

レーヴェがここへグレンを連れてきたのには理由があった。
この光を浴びて人間に変身できたならば、もう一度浴びればドラゴンに戻れるのではないかと。
グレンの目の前で元の姿に戻れば自分がレーヴェだと信じてもらえるのではないかと考えたのだ。


意を決して水晶に近づくレーヴェ。


「・・・。」



しかし、一向に変身が解ける気配はなかった。



・・・これではグレンを連れてきた意味がない。
「なんで・・・」と言いかけたその時、レーヴェの横を黒い影が横を通り過ぎた。

7話その9

グレンが水晶に触れた瞬間、眩しすぎる光が水晶の周りを包む。
グレンの咆哮だけが響き、やがて何も聞こえなくなった。


目を開けていられないような光が和らいでくると・・・

7話その10

そこにはもうオリウスの右手と呼ばれた黒いドラゴンの姿はなかった。

水晶に翻弄されるレーヴェとグレンの運命はいかに!(続く)


――――――――――――――――――――――――

はいwレーヴェ君シリーズには珍しく今回ちょっとマジメ回!ギャグだけではなくこういうのがあってもいいかなと(*´ー`)
グレンさんがバスケットを咥えてるところが可愛いので個人的にはお気に入りですw

何とかレーヴェ君シリーズ完結させたいので頑張りますよー!次回にご期待ください(`・ω・)


<おまけの壁ドン>

壁ドン:ツキタチさんとリュングさんの場合

どんなに言葉が素敵でも・・・

壁ドンその2

こうなって、

壁ドンその3

こうなる。

非常に分かりやすい失恋オチですね!

ツキタチさんの事情で15分ほどしか撮影時間をとれなかったのですが、ツキタチさんとリュングさんがテキパキと動いてくれたおかげで15分弱で撮影できました!今までで一番短い撮影時間!

ご協力ありがとうございました(*´ー`)

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頑張れレーヴェ君!第六話

2015.01.19 23:34|腹いせシリーズ
こんばんは、オリウスです(*´ー`)

腹いせ企画第六弾!前回の続きとなります。

頑張れレーヴェ君!第五話

まだ5話を読んでない方はこちらから読むことを推奨します(*´ー`)
今回非常にカオスです(

オリウスの話題を小耳にはさみ、いてもたってもいられなくなって牢屋から逃げ出したレーヴェ。
逃亡した先で出会ったのは謎のあやしい男性だった。この先レーヴェはどうなってしまうのか!

ではどうぞ・・・!
――――――――――――――――――――――――

レーヴェのことなど忘れたかのように一心不乱に踊り続ける男性。
何が起こっているのか分からず、レーヴェはそれをただただ呆然と見ていることしかできなかった。

しばらく眺めているうちにある異変に気付いた。

自分が渡した上着が淡く発光し始めている!
しかも踊りに合わせるかのようにふわりふわりと宙に浮き始めたのだ。

その時、突如男性が動きを止めた。
そして、いままで開くことのなかった口を開く。

お手伝い?

人間の言葉で話かけられた。
ということは、彼はドラゴンではない。正真正銘の人間だ。ではなぜ服を着ていない・・・?

念を!

そんなことをゆっくり考える間もなく、男性はレーヴェに踊れと指示をする。

服に念とはどういうことだろうか。普通の人間はそんなことを普段からするのだろうか?
訳が分からないがらもレーヴェは見よう見まねで踊った。

すると、服は徐々に強い光を放ち始め・・・

はっけーーん!

突如男性が叫んだ。自信満々にある1点の方向を指差している。
あまりの唐突さにレーヴェは一瞬ひるむ。

そしてまた何も言わずに指差した方向へ走り出した。

走る!

何者かも分からないままとりあえずついていくことしかできないレーヴェ。声をかけても返答はない。
異種のドラゴン以上に読めない存在だと感じた。

走る走る!

ただただ走る2人。何かに導かれているかのように迷うことなく一直線に目的地まで進んでいるようだ。

しかし、レーヴェは一言もオリウスを探しているなどと伝えてはいない。
何故彼はレーヴェが人を探していると知っていたのだろうか・・・

そんなことを考えながら走っていると・・・

強そうなのが・・・

一本道の先に巨大なモンスターが現れた。人間の倍以上の大きさがあるエレメントだ。
素手で戦っても勝ち目はないだろう。

今は鋭い爪も牙もない。火を吐くこともできない。今回は人間の武器のようなものも持ち合わせていない。

横にいる男性をちらりと見る。

不思議な棒のようなものは持っているものの、戦い慣れているといった風ではなかった。
しかも装備は何もつけていないようなものである。

どうやってこの場を切り抜けるか考えている一瞬のうちに、終わった。

まさかの強かった。

大きな火球を棒の先から放ち、一瞬にしてエレメントを蒸発させたのだ。
レーヴェがドラゴンの時の繰り出す火球と同じかそれ以上の火力。

行動も実力も只者ではないようだ。
大きなモンスターを倒したのにも関わらず、何もなかった風な様子でまた走り出した。


走ること数時間―――――――――


ついに男性が足を止めた。

ついにゴール!?

《ここは・・・知ってる》

レーヴェの胸は高鳴った。
そこは何回かケアのために連れてきてもらったことのあるオリウスの家がある場所だった。

「あなたの言うとおり多分探し物は・・・あそこにあります」

ゼエゼエ

二人は最後のダッシュでアパートのロビーまで駆け込んだ。何時間も必死で走り続けたため、もう足が動かなそうだ。
だが、ここにいれば確実にオリウスにもう一度会える!嬉しさと達成感を感じながらレーヴェは笑った。

そんなレーヴェの表情をみて隣の男性は満足そうに頷く。

「ところで、あなたはいったい何故ボクが探し物をしているのか分かったのですか?」

レーヴェがそう聴くと、男性は不思議そうな顔をして

「だって、必死に何か言いながら服を渡してきたじゃないデスカ。 ワタクシに服を渡すということは何かしらのご依頼デショウ」

プロらしい

聞くところによるとこの男性は、知る人ぞ知る有名な占い師だそうだ。
特に相手の着てる服から、日々服に溜まる依頼主の強い思いを読み取って様々な問題を解決することを得意としているらしい。

禊中に突然服を渡されたため、普段より感度が高く、目的の場所まで迷わずたどり着けたとのことだ。
服をあえて着なかったのは自らの能力を最大限解放するため・・・だそう。

レーヴェはその説明で今までの経緯を全て納得した。
こんなすごいことが出来る人間もいるのだと尊敬のまなざしを向ける。

「ありがとうございました。あなたのおかげで目的の場所に無事たどり着くことが出来た」

「サ、目的地はこの階段の先デショウ。ワタクシも最後まで見送りマスヨ。」
2人はオリウスの家へと入って行く。

何やら見覚えが。

見慣れた場所に安心するレーヴェと、何やら様子のおかしい占い師。

「エッと・・・一つ聞きますがアナタが探していたのって、ここの場所自体ではナク・・・」

オリウスさがしてました

なんだってー!

と表情を変え、出て行こうとした瞬間。

ばったり。

帰還。
そして再開を喜ぶまもなく・・・

めでたしめでたし?

激しく追い出されました。
一目散に走り去る占い師と、ただその場に残されるレーヴェ。

一応無事にたどり着いたのでめでたしめでたし・・・かな?(多分続く)

――――――――――――――――――――――――

はいwポテンが1000個or5個のクジでまたALL5だったので連続で書きました( ・∀・)
謎の占い師とオリウスの間に何かあったかのような終わり方をしましたが・・・うん、きっと何かあったのでしょう(遠い目

前回のコメントでリクエストがあったのと、ロイットさんの戦闘服が常に薄着ってことでそれを生かして書いたら5,6話は完全にカオスな薄着回になってしまいました(; ・∀・)どうか温かい目で見守ってあげて下さい・・・

ロイットさん、撮影のご協力並びにキャラクター借用ありがとうございましたー!
なかなか新鮮で楽しかったですw


<おまけの壁ドン>

壁ドン:もりりさんとモレンドさんの場合

こんなことをすると・・・

こうなって・・・

こうなって、

こうなる。

こうなる。※フィクションです?

前回の壁ドンで続き期待とのリクエストがあったので、今度は神殿周回中のもりりさんとモレンドさんのPTにお邪魔して(完全に邪魔する形でw)壁ドンSSを撮らせていただきました(*´ー`)

1枚目のSSいい感じで撮れましたね!モレンドさんがいつもよりイケメンに見えますw
フィクションのようなノンフィクションのようなこのやり取り・・・おいしい!

上手く蹴られるSSを撮るために頑張ってくれました( ・∀・)ありがとうございました!


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